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sanpo@Spain

さくせん ▶︎いのちをだいじに

Night8 別れの夜

朝、一緒に出発した瞑想兄。前から足にできたマメが痛いと言っていたが本格的に痛くなったらしく、今日はゆっくり歩く、と言ってすぐに別れてしまった。多分到着は遅いだろうから、昨日のお礼に今晩は自分がインドカレーを作ろうかと考えていたものの、今夜の宿には鍋がなく、敢え無く断念。

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こういう宿のスタイルにもずいぶん慣れた。

 

自分は早々に宿に着き、シャワーを浴びて洗濯も済ませた頃、瞑想兄が足を引きずりながら到着。明日はもう1日この街で足を休め、それからゆっくり歩くことに決めた、とのこと。

 

お互いお腹も空いている、ということもあり、早々に近くのレストランへ。ヴィーガンの彼はいつも頼める料理が少ない。今日は野菜炒めみたいなものを食べていた。僕はピラフというか洋風チャーハンというか、とにかくご飯。おいしかった。

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大きな都市なのでおしゃれなレストランもある。

 

瞑想兄は小さな頃からピレネーを歩き、コロラドでは4000メートルの山にも登り、チベットも行っているものの、このCaminoは辛い、と言う。山登り自体はそれほどテクニックなど必要ないものの、朝から晩まで歩き、明日も歩き、ゴールはまだまだだいぶ先、、、という連続性が体力的にも精神的にも辛く感じるそうだ。

 

それでも、冬のCaminoで良かったね、という話をした。一般的には寒くて孤独、とネガティブな言われ方が多いものの、

 

  ・人が少ない分、宿も入りやすい

 

先日立ち寄ったレストランは、夏になると1日に80人の巡礼者がやってくる、と言っていた。この1週間、80人が泊まれる宿は見たことがない。そしてそれだけ混むと、シャワーや洗濯も待ち時間が長くなるだろう。

 

   ・虫がいない

 

詳しくは分からないが、これだけの自然の中を歩くのだとすると、夏は虫が多いはず。お世辞にも衛生的とは言えない宿にも虫が多くなるはず。

 

   ・臭いが少ない

 

牧場の周りを歩くことが多いので、糞の臭いは歩く間、きつく臭ってくる。それでも冬である。夏の時期は正直しんどいだろう。また、宿も臭いが篭り、臭くなってしまうだろう。

 

たぶん今夜でお別れだね、と言いながら、日本のお遍路の話になり、最後はいかにCaminoの道に糞がいかに多いかで盛り上がる。4日間一緒に過ごしただけに、少し寂しい別れの夜となった。