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sanpo@Spain

さくせん ▶︎いのちをだいじに

Day5 孤独の意味を知る

冬のCaminoは孤独である、ということがネガティブポイントとして書かれている。むしろ孤独の方がいい、マイペースに行けるし、コミュニケーションも面倒にならない、出発前はそんな風に思っていた。

 

しかしながら今日、まだ寝ている瞑想ガイズより先にアルベルゲを後にして、山を越えながらふと、孤独は寂しいものだな、と感じた。

 

昨日の迷子のこともあって、道無き登山道を歩いている途中で、弱気になってしまった。なるほど、孤独が辛いとはこういうことなのか。

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少ししんみりとしながら歩みを進める。今日は道を間違えないように、慎重に歩く。山を越えると800メートルの降下だ。

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この後、写真で見えてる川まで降りる。

 

実はこの川、水力発電所になっていて、ダムの放水地点の上を歩くことができる。かなり怖いので、へっぴり腰。

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今日は朝の歩き始めから、20キロ先の街まで何もない。お昼の頃、燃料が切れてくる。街に着いてから食事、とはいうものの、おやつで燃料補給。この板チョコおいしい、けど堅い。

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14時、目的地のGrandas de Salimeに到着。開いているバルでお昼を頼む。スープはないがシチューはあるとのことで、頼むとジャガイモとひよこ豆と豚肉のシチュー。毎日似たようなものを食べているが、どれもおいしい。

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今日の試練はここから。実は状況は、かなり悪い。つまり、今夜泊まる宿が見つからない。バルに居座り電話をかけまくるが、この街のアルベルゲは冬季で休み中。5キロ先のアルベルゲは改装工事中。ホテルは電話に出ない。ガイドに載っているペンションは英語が話せず、全くどうしていいか分からない。

 

泊まる場所が見つからない、という再びの無力感の中、藁にもすがる思いでルイスに電話する。すると、出た瞬間に「ニーハオマー」。やっぱり、ルイスは最高だ。悩みを相談すると、昨日の瞑想ガイズもそろそろ着くと思うけど、ペンションがあるはず。もし言葉の問題があったら、僕がそこまで行くよ、とまで言ってくれた。ナイスガイすぎる。。。

 

そしてその後、バルの窓から瞑想ガイズが見えた瞬間、腕が振り切れるほど、手を振った。店を出て、助けて欲しい旨を伝えると、笑顔で快諾。なんということだ。孤独じゃなくて本当に良かった。1人だったらどうなっていたか。。。

 

寂しいとか、そういうことではなく、文字通り、1人では何もできないことを痛感させられた一日となった。