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sanpo@Spain

さくせん ▶︎いのちをだいじに

Day4 p.m. 危機一髪

ご機嫌な足取りで下山。周りを見る余裕すらある。

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さすが1000メートル超えの標高。眼下に見える川が低くて、少し怖いくらい。

 

川と言えば、今いるアストゥリアス州は湧き水も多く、売っている地元の水がおいしい。軟水なのか、ガス入りもガス無しも、すいすいと飲めてしまう。

 

そんなことを思いながら歩いていると、ドラクエ的な風景に遭遇。

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この壁がなんともドラクエ的だ。小さく見える犬がその後まとわりついてきて、可愛いような、、少し怖いような。

 

その後、山道を下る道に入るのだが、そこからとんでもないことになった。つまり、迷子になった。

 

最初は順調だった。ご機嫌なまま、軽い足取りで歩き続ける。足元の栗の落ち葉が多くなり、少し歩きにくい、というか、道が道で無くなっていくような感覚。。。

 

気がつくと随分と道が細くなっている。

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しかしここまで一本道。間違えるはずはない。。。

 

やや不安を感じながらも前に進むと、道は完全になくなり、野バラに足を取られ転んで滑り、目の前の風景から、道が完全に消えた。。。

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この時、実はかなりやばいんじゃないか、と気付く。汗が止まらない。とりあえず落ちつこう、と携帯を取り出す。ネットワークが通じなくてもGPSで居場所が分かる素晴らしいアプリを入れていたので、居場所の確認。。。すると、今いる場所は、道ではない。

 

そして、このまま前に進んでも、道には出ない。

 

絶望感に襲われながら、何とか来た道を戻るしかない、と滑り落ちたところは這いつくばり、木の枝にしがみつきながら、ひたすら40分登る!

 

するとようやく、ドラクエ的な風景のところまで帰ってきた。良かった、、、と思ったのもつかぬ間、犬の飼い主のおじさんに怒られた。

 

何を言っているかはあんまり分からないものの、どうやらこの人の私有地に入ってしまったらしい。あっち行け、と言われた方を見ると、見慣れた貝殻の標識。。。こんなところにあったのか。。。謝りながらCaminoの道を進もうとすると、もう遅いから山道じゃなくて、国道を歩け、と道を示される。確かに、、、むしろ嬉しい。

 

あっちだよー!と怒鳴られながらも、国道に出て歩けていることに感謝を感じずにはいられない。しかも太陽は消え、また濃霧。迷子の時は何とか晴れていた。この霧の中で帰還するのはしんどかっただろうな。。。

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ご機嫌なはずの下山は、とんでもない結末で。調子に乗ってたんじゃないか、油断していたんじゃないかと、自戒の念に襲われる。油断大敵。

 

本当に、助かって良かった。反省。安否確認ブログが、本当に安否確認になる寸前、、、これからまた慎重に行動しようと誓った午後でした。