Night2 Salasいいとこ!
日中の道すがら、木にくくりつけてある、アルベルゲの広告。確かに予約しておかないと、いざ空いてなかったら困る。携帯を取り出し電話。どうやら問題なく泊まれるようだ。
今日の目的地Salasの街は、パズーがミートボールを持って走ってそうな、そんな素敵な街でした。
今日のアルベルゲは民営。少し値段は上がり、一晩10ユーロになるけれど、部屋に暖房もあるし、シャワーも順調だし、洗濯機もある。これは快適だ!
明日から雨の天気予報。今のうちに洗っておきたい。
食事は、あまり重たいものを食べたくないのでカフェでサンドイッチ。出されたコークグラスは去年の夏にマックで売ってたやつだ!
果物が食べたいな、とスーパーでオレンジを買い、食事も終了。宿で今後のスケジュールを確認して、バタンキュー。明日は雨か。。。
Day2 北スペインの朝は遅くて寒い
昨晩早い時間から爆睡したことと、時差の都合もあって、5時過ぎに目を覚ます。おおー、さすがに冷える。
外は暗いけど7時半も過ぎたのでそろそろ出発。コーヒーも飲みたいし。外に出るとなんと! まだ真っ暗。
ちなみに8時前。真ん中の光は私のヘッドライトです。明るくなるのは8時半を過ぎてきてから、でした。
そして、とにかく寒い。息が白いどころか、草木もガードレールも凍っている。そして、携帯は冬眠してしまった。。。替えのバッテリーも同じく冬眠。。。迷ってもスマホのマップは助けてくれない。。。ピンチ。
11時頃、ようやく温かくなったなー、とちょうど大都市Gradoについてお昼を摂ることに。入ったカフェでようやく冬眠から携帯も起きてきた。
お昼はハンバーガー。とにかく大きかった。
気温を調べてみると、朝はやはり氷点下、マイナス5度くらいだったらしい。11時でも0度。寒いわけだ。
午後は延々山道。日が照ってくると、今度はとにかく暑い。汗だくになりながら歩き続ける。この温度差は厳しい。
このドラクエ感!かっこいい!全てがこういうところではないけれど、こういう風景を見るとヨーロッパだなーと感じる。
今日も牛さんと馬さんと羊さんを横目に見ながらの歩き。あと、しばしば番犬に吠えられる。
自分が臭いのか、動物のにおいなのか、鼻に入る臭いが段々分からなくなってきた。今日はシャワーに入って、洗濯もしたいぞ!
Night1 アルベルゲ
初日は歩きで無理しない、と決めた一番の理由は、今日は巡礼者用の宿、アルベルゲに泊まろうと考えていたから。アルベルゲは、バックパッカー用のドミトリー、が近いイメージかと思う。ベッドは相部屋、もちろん風呂トイレは共同。ちなみにベッドは寝袋持参が基本。むしろ寝袋がないと、ダニにやられるリスクもある、とガイドブックにも書いてあるような仕様。あまり疲れていると落ち着いて寝られなさそう。ということで、アルベルゲ初体験は、少し体力的余裕のある時に、と考えた。ただ今日の宿はネットの評判はイマイチなのが気にかかる。。。
チェックインの際にシーツを一つ渡された。使い捨てのシーツ。ちなみに一泊5ユーロ。間違いではない。5ユーロ。安い。
ラッキーなことに、他に泊まる人はおらず、貸切状態。
これは良かった、と思ったのもつかぬ間。。。なんとシャワーからお湯が出ない。お湯のスイッチ、と書いてあるボタンを変えても何も起きない。。。さらには部屋の電気もいくつか切れている。当然WiFlのような現代的な設備もない。暖房もないから部屋は寒い。
さすがに冷えた体に、水シャワーは浴びれない。こんなこともあろうかと、日本から持ってきた除菌シートで身体をフキフキ。四国で野宿した時と同じことしてる。一人で良かった。堂々と身体をフキフキできる。雨風しのげて、携帯は充電できる。そう考えれば、野宿に比べたらずいぶんましだ!
日本から持ってきた寝袋が予想以上に快適で、熟睡できたから目が覚めて不思議と前向き。ただ明日はもう少し評判のいい宿にしよう。。。シャワー浴びたいし、洗濯もしたいなぁ。。。
Day1 歩き始めは晴天!!
予定の便に乗れず、一夜明けて朝一の便で移動。オビエドまでの直行便がないため、マドリッドまで行って、さらに乗継ぐ。効率は悪いが、仕方ない。。。
しかし、怪我の功名というもので、朝の便になったことで、これから自分が歩く土地を空から見ることができた。
山だ!!
これから歩くイメージができて、夜の移動じゃなくなったことを前向きに感じられた。
オビエドに着いて、まずはスタンプラリーの台紙、とも言えるCredentialをもらう。毎日、宿やバル、教会なんかでスタンプを押してもらうことになる。
旅の無事を祈念して、ランチビール!
オビエドのカテドラルからスタート。幸いなことに天気はめちゃめちゃいい。というか、暑い。汗だくになる。
今日は初日で、スタートが既に15時くらいということもあり無理せずに約12キロ先のEscampleroを目指すことに。
※道の端にある道しるべに沿って歩いていく。四国のお遍路と同じシステム。
15分も歩けば、街中から山に入る。牛さんもたくさん! 道には牛さんの落し物が避けるスペースもないくらいに落ちている。。。夏だったら臭うだろうな。。。
他にも、馬や羊、鶏など、たくさんの動物とすれ違った。
日が暮れる少し前に今日の目的地に到着。巡礼者用の宿に着くと、、、誰もいない。さすがに焦る。次の巡礼者用の宿まではここから15キロある。どう考えても夜更けてしまう。
建物の前のベンチに座り、他に宿がないか探すと、どうやら近くのレストランがこの宿の鍵を管理しているとの情報が! 早速行ってみると、ビンゴ! 無事に今日の宿が見つかった!
ネットでの評判はイマイチのこの宿。どんなものやら。。。